W杯優勝国と日本代表の差はどこにある?南米勢3連勝でも超えられない壁を徹底分析
現在の森保ジャパンにおいて主戦術として機能している3-4-2-1は、攻撃時にウイングバックが高い位置を取ることで圧倒的なサイドアタックを実現する。しかし、このシステムは対峙する相手のレベルが上がるほど、右ウイングバックを務める堂安律へ過剰なタスクを強いる構造を内包している。
守備局面において5バックへの可変を強いられる際、堂安は相手左サイドバックの攻め上がりをケアしつつ、自陣ペナルティエリア角まで60メートル以上のスプリントを繰り返す。直近の国際試合データを見ても、堂安のスプリント回数のうち約42%が自陣方向への守備的リトリートに費やされている。本来、ゴール前でのカットインやラストパスで最大の決定力を発揮すべきアタッカーが自陣深くに釘付けとなり、ボール奪取時には体力を消耗してカウンターの威力が半減する。この守備負荷の偏重を解消できなければ、90分を通じてゲームを掌握する世界王者との対峙において終盤に破綻をきたすリスクは極めて高い。
Tags:
ワールド カップ 優勝 国