利根川水系ダムの貯水率速報!矢木沢ダムの推移タイムラインと今夏の給水リスクの全貌
奥利根の険しい山々に囲まれた矢木沢ダムは、堤高131メートルのアーチ式コンクリートダムであり、利根川本流の最上流部で広大な奥利根湖を形成しています。この巨大な貯水池は、冬の間に山岳地帯へ降り積もった豪雪が4月から5月にかけて溶け出すことで満水近くまで潤される設計となってきました。しかし、近年の暖冬傾向はこの前提を根底から揺さぶっています。
水資源機構の観測データによると、春先の気温上昇ペースが早まったことで、かつては6月上旬まで続いた雪解け水の流入ピークが、ゴールデンウィーク前後に前倒しされる傾向が顕著になっています。降雪量が平年並みであっても、急激な融雪によってダム容量を超えた水が早期に流下してしまうと、真夏に必要な貯水量を維持できません。奥利根湖の湖面低下は、単なる地方の環境問題ではなく、東京都、埼玉県、千葉県などの首都圏各自治体における水道水の安定供給に直結する死活問題です。
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