Apple Idが海外から狙われる原因は?パスワード使い回しの罠を徹底解剖

Understand the full background Apple Idが海外から狙われる原因は?パスワード使い回しの罠を徹底解剖 with our in-depth report.

自分が海外渡航をしていないにもかかわらず、なぜ中国や東欧、北米といった遠隔地からアクセス要求が届くのでしょうか。その大半は、特定の個人を標的にした標的型攻撃ではなく、サイバー犯罪集団による自動化された「リスト型攻撃(クレデンシャルスタッフィング)」に起因しています。

ダークウェブ上には、過去に不正アクセスを受けた国内外のショッピングサイトや掲示板などから漏洩した、数十億件規模のメールアドレスとパスワードの組み合わせが出回っています。攻撃者は専用のボットネットを用い、流出した認証リストをAppleのログインサーバーに対して総当たりで照合し続けます。複数のサービスで同一のログイン情報を再利用する「パスワードの使い回し」を行っていると、全く別のサービスで流出したデータがそのままApple IDの突破口として悪用されてしまうのです。さらに攻撃者は、発信元の追跡を逃れるためにVPNやオープンプロキシを経由して接続を試みるため、通知画面には「中国」をはじめとする海外の「位置情報」が記録されます。

James H. Sterling

James H. Sterling

Environmental Science & Climate Journalist

James Sterling reports on renewable energy developments, climate policy, ecological conservation, and green tech innovations around the globe.

Tags: apple idサインインが要求 され ました 海外