広瀬香美はなぜ作詞で心がズタズタに?曲より歌詞が絶賛された真相を徹底追跡
葛藤を乗り越えた広瀬香美の進化は、2020年代に入ってさらに加速します。YouTubeでの大胆なピアノ弾き語りカバー動画「歌ってみた」シリーズが爆発的な再生回数を記録すると、2022年には振付師タイガ氏による『ロマンスの神様』のダンス動画がTikTokで社会現象化。リリースから四半世紀以上を経て、Billboard JAPAN TikTok Weekly Top 20で首位を獲得しました。
かつて「泣きながら書いた」歌詞とメロディが、Z世代の手によって新たなダンスカルチャーとして再構築された際、広瀬香美はそれを拒絶するどころか、自らTikTokアカウントを開設して全力で一緒に踊ってみせました。この柔軟性とタフネスこそ、彼女が単なる「過去のヒットメーカー」にとどまらず「SNSの女王」として君臨し続ける所以です。
大衆がどう受け止め、どう遊ぶか。それこそがポップス音楽の真骨頂であるという境地に達した現在の彼女に、かつてのような自尊心の揺らぎはありません。音楽理論に裏打ちされた盤石の土台があるからこそ、どのような形に崩されても楽曲の強度が損なわれないという、絶対的な自信がそこにはあります。
Tags:
広瀬 香美 ロマンス の 神様 歌詞