いやが上にもは嫌がらせ?誤用の真相と本当の意味を徹底解剖
「いやが上にも」を漢字で書き表すと「弥が上にも」となります。この「弥」という漢字は、「弥生(やよい=草木がいよいよ茂る月)」や「弥栄(いやさか=ますます栄えること)」に使われていることからも分かるように、「いよいよ」「ますます」「一段と」といった持続的な増大や発展を意味する語根です。
古語における「いや(弥)」は、副詞として下に続く語の程度をさらに押し上げる役割を担っていました。それに助詞の「が(〜の)」、名詞の「上(うえ)」、助詞の「に」「も」が連なることで、「すでに十分に高い状態の上に、さらに重なって」という重層的なニュアンスが生み出されました。つまり、「良い状態やすでに盛り上がっている気運が、あるきっかけを得てなおのこと極まる」という状況を描写するために編み出されたのが、この「弥が上にも」という慣用句なのです。
Tags:
いや が うえ に も 意味