丸2つで完成?簡単な馬イラストの描き方手順とぽてっと可愛い黄金比の全貌
絵心に自信がない人でも、わずか30秒で愛嬌のある馬を生み出せるメソッドが存在します。ここでは、『ぽてっとかわいいゆるミニイラストが簡単に描ける本』の手法を取り入れ、複雑な骨格を「単純な図形の組み合わせ」へと置き換えるステップを初心者向け図解の視点から解説します。用意するものは普段使っているボールペン1本だけで構いません。
ステップ1:アタリは「大小2つの丸」をつなげるだけ
馬の顔を難しくしている最大の原因は、前に突き出た長い鼻先(マズル)です。これを一筆書きで捉えようとすると形が歪みます。まずは紙の上に、小さな丸(頭の上部)と、そのすぐ下に少し重なる形でひと回り大きな横長の楕円(鼻先・口元)を想像してください。
この「上下に並んだ大小2つの丸」の外周をなぞるように、くびれのあるピーナッツ型(あるいは少し潰れた雪だるま型)を描くだけで、ぽてっとした馬の顔のアタリが完成します。全身を描く場合も同様に、顔の斜め後ろにお餅のような横長の丸を1つ追加するだけで、馬の胴体のベースが出来上がります。
ステップ2:耳と「たてがみ」で馬のシルエットを確定させる
ピーナッツ型の輪郭だけでは、カバや牛と見分けがつきません。「馬らしさ」を決定づける記号が、ピンと立った耳と「たてがみ」です。頭頂部の左右に、先端が少しだけ尖った笹の葉のような形の耳を2つ描き足します。丸みを持たせつつ、付け根を少し絞るのがゆるかわイラストに見せるコツです。
続いて、多くの人がつまずく「たてがみの書き方」に移ります。本物の馬のように一本一本の毛並みを描く必要は一切ありません。左右の耳の間(前髪)と、首の後ろのラインに沿って、「モコモコとした雲のような波線」または「3つの連続したしずく型」を添えるだけで十分です。線をギザギザにするのではなく、ソフトクリームの先端のように丸く処理することで、全体のゆるいトーンが統一されます。
ステップ3:目・鼻の配置と、思い切って短縮した4本の脚
輪郭とたてがみが整ったら、最後に命を吹き込む顔パーツと脚の描写です。下の巨大な楕円(口元エリア)の両端に、小さな点(または小さな渦巻き)を2つ打ちます。これが馬の鼻の穴になります。そして、その楕円のすぐ上のくびれラインに合わせて、黒く塗りつぶした丸い目を配置してください。
胴体から伸びる4本の脚は、本来のスラリとした長さを完全に無視し、「胴体の厚みの半分以下の長さ」にギュッと縮めます。大根のように太く短い棒を4本描き、先端に横線を1本引いて蹄(ひづめ)の境界を示すだけで、思わず指でつつきたくなるような「ぽてっとかわいい」ミニキャラの馬が完成します。