十国峠ケーブルカー廃止で動く展望台へ!2027年刷新の全貌と乗り納め情報

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十国峠パノラマケーブルカー(正式名称:十国鋼索線)は、1956(昭和31)年に開業しました。熱海峠と箱根峠のほぼ中間に位置し、山麓の「十国峠レストハウス」と山頂の展望台を結ぶ全長わずか316メートルのミニ路線です。かつて伊豆箱根鉄道(西武グループ)が長年運行していましたが、2022年に富士急グループへと事業譲渡され、リニューアルや山頂テラス「PANORAMA TERRACE 1059」の開設など、積極的なブランド価値向上が図られてきました。

しかし、開業からすでに70年近い歳月が経過したことで、車両のみならず軌道設備や巻上機などの主要インフラが深刻な老朽化に直面。鉄道事業法に基づく厳格な安全基準を今後も維持し続けるためには、巨額の設備更新コストと長期にわたる大規模改修が避けられない状況となっていました。

富士急グループが下した決断は、法的な制約が多い「鉄道(普通鋼索鉄道)」としての存続ではなく、より柔軟かつバリアフリー性に優れた「スロープカー(斜面走行モノレール)」への全面転換でした。単なる移動手段としての役目を終え、山頂展望台に至るプロセスそのものをエンターテインメント化する戦略的な建て替えと言えます。

Robert Thorne

Robert Thorne

Automotive & Future Transportation Editor

Robert Thorne covers electric vehicle innovations, autonomous driving systems, global mobility trends, and automotive engineering developments.

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