手足口病の初期症状はどこから出る?急なビクつきは危険なサイン!見分け方を徹底解剖
前兆症状に続いて現れるのが、病名の由来でもある特徴的な発疹です。初発部位の順番には個人差があるものの、臨床上最も多く観察されるのは口腔内(特に軟口蓋や頬粘膜)の紅斑から水ぶくれへの移行です。
喉の奥や舌、歯肉に直径1〜2mm程度の赤い斑点が出現し、それが急速に破れて浅い潰瘍(アフタ性口内炎)へと変化します。この潰瘍が強い接触痛を引き起こすため、固形物だけでなく水分の摂取すら困難になり、急速に脱水症状へと傾いていきます。
続いて、半日から1日遅れて皮膚の末梢部に発疹が広がります。典型的な出現部位と発疹の特徴は以下の通りです。
- 手のひら・指の側面: 直径2〜5mmの楕円形をした硬い水ぶくれ(小水疱)が現れます。周囲に淡い赤みを伴い、かゆみは少ないものの、押すと痛むことがあります。
- 足の裏・甲・かかと: 歩行時に体重がかかると圧痛を感じることがあり、特に歩き始めの幼児が歩行を嫌がる原因となります。
- 肘・膝・臀部(お尻): 近年主流となっているコクサッキーA6型感染では、手足の末端にとどまらず、お尻全体や太もも、肘周囲に広範な水疱性発疹が多発する「非典型例」が多発しています。水ぼうそう(水痘)と酷似した分布を見せるため、鑑別には注意を要します。
発疹は通常、出現後3〜7日間で褐色の色素沈着を残しながら自然に乾燥し、かさぶたを作らずに吸収されていきます。
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