ラジオ体操第3の動画と動きの全貌!第1・第2との違いを徹底比較

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ラジオ体操の歴史を紐解くと、私たちが現在行っている「第1(1951年制定)」「第2(1952年制定)」はいずれも戦後に再編成された「三代目」にあたります。では、問題のラジオ体操第3はいつ生まれ、なぜ姿を消したのでしょうか。

実は「第3」と名のつく体操は歴史上2度登場しています。1度目は1939年(昭和14年)12月、当時の厚生省が国民の体力向上を目的に制定した「大日本国民体操」をルーツとする初代・第3です。しかし、今日「幻のエクササイズ」として語り継がれ、復刻版動画などで話題になっているのは、戦後の1946年(昭和21年)4月14日に放送が開始された「二代目・ラジオ体操第3」です。

日本経済新聞の調査報道(「とことんサーチ」)や放送史の記録によると、当時の日本は終戦直後の混乱期にあり、国民の気分を一新させるような明るくリズミカルな体操が求められていました。そこで考案された「二代目・第3」でしたが、1947年(昭和22年)8月31日をもって、わずか1年4カ月余りで放送打ち切り(事実上の封印)となってしまいます。

短期終了に追い込まれた決定的な理由は、「ラジオの音声指導だけでは到底理解できないほど動きが複雑で、テンポが速すぎたこと」にあります。当時はまだテレビ放送が始まっておらず(テレビ本放送開始は1953年)、国民はラジオから流れる号令と新聞の小さな図解だけを頼りに体操をしていました。ところが第3は、手と足が別々の動きをしながら斜め方向にステップを踏むなど、現代のエアロビクスやダンスに近い立体的な動作が連続します。結果として「号令を聞いてもどう動けばいいか分からない」「音楽が速すぎてついていけない」という声が続出し、自然消滅する形で放送の歴史から幕を下ろしたのです。

Elena Rostova

Elena Rostova

Lead Health, Wellness & Medical Journalist

Elena Rostova holds a Master's degree in Public Health Journalism. She covers groundbreaking medical research, holistic wellness trends, mental health awareness, and nutritional science.

Tags: ラジオ 体操 第 3