ポッポの丘最新ニュース!781系ライラック搬入から現在までの歩みを追跡
今回781系ライラックが加わることで、さらに厚みが増すポッポの丘のコレクションですが、そもそもなぜ千葉県の房総半島内陸部にこれほど膨大な鉄道車両が集まっているのでしょうか。その原点は、2011年(平成23年)5月の施設オープンに遡ります。
当初は地元・いすみ鉄道で引退したいすみ200型(いすみ204)や、北陸鉄道から譲り受けたモハ3752などを活用した小さな観光直売所としてスタートしました。しかし、代表の村石愛二氏の「貴重な鉄道車両をスクラップから救い、地域の活性化につなげたい」という熱意が全国の保存会や鉄道ファンに伝播し、年を追うごとに全国から引退車両が集結する稀有なスポットへと変貌を遂げたのです。
| 車両カテゴリ | 代表的な保存車両・形式 | 見どころ・歴史的価値 |
|---|---|---|
| 地元・第三セクター車両 | いすみ鉄道 いすみ200型(204号車) | 施設創設期からのシンボル。房総のローカル輸送を支えた気動車 |
| ブルートレイン・客車 | 24系寝台客車(オハネフ24・オロネ24)、DE10形ディーゼル機関車 | 夜行特急「あけぼの」「日本海」等で活躍した本物のブルートレイン編成 |
| 国鉄形特急・急行・近郊形 | 183系・113系・クハ103形(カットボディ)、サシ581(583系食堂車) | 房総特急や総武快速・京阪神で活躍した国鉄の名車がズラリと並ぶ |
| 私鉄・地下鉄・路面電車 | 丸ノ内線400形、銚子電鉄デハ701・702、万葉線デ7052、千葉都市モノレール | 丘の上に吊り下げられたモノレールや、赤い丸ノ内線など視覚的インパクト大 |
| 2026年新規移設枠 | 元JR北海道 781系(ライラック)+415系台車 | 北の大地から海を越えて合流する耐寒耐雪構造の国鉄特急形電車 |
このように、初期の数両から始まった車両保存展示は、加悦SL広場(京都府)閉園に伴う車両の引き受けや、各保存会によるクラウドファンディングを経て、計34両(カットボディ含む)という圧倒的なスケールへと拡張されました。単なる静態保存にとどまらず、103系と113系のカットボディを連結して空気圧縮機(コンプレッサー)を作動させるなど、動態に近い体験ができる点も他の鉄道博物館にはない魅力です。
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いすみ ポッポ の 丘