ネットミーム歴代一覧の衝撃!Backrooms映画化から世界的流行の真相まで徹底解剖
日本のインターネット史において、ネットミームの揺籃となったのは1990年代末から2000年代初頭にかけてのテキストサイトと巨大掲示板「2ちゃんねる」でした。「モナー」「ギコ猫」「クマー」といったアスキーアート(AA)は、画像データの転送速度が著しく制限されていたナローバンド環境において、驚くほど豊かな感情表現と文脈を担保しました。
これに拍車をかけたのが「Flash黄金期」の到来です。個人クリエイターが作成したベクターアニメーションに、匿名掲示板発祥のスラングやナンセンスな歌詞が乗せられ、Peer to Peer(P2P)ネットワークや個人サイトのリンク集を通じて爆発的に拡散しました。『Nightmare City』や『恋のマイアヒ(のまネコ)』など、当時のミームは商業的な見返りを前提としない「インターネット老人会」世代の純粋な創作意欲と、集合知による悪ノリから自律的に派生していました。
当時のミームには、明確な原作者(元ネタ)が存在しながらも、コミュニティ全体でそれを「共有財」として扱い、誰もが勝手に二次創作を重ねる暗黙の了解が存在していました。中央集権的なプラットフォームやレコメンドAIが存在しなかった時代だからこそ、ユーザー自らが能動的に掘り起こし、文脈を補完する「共犯関係」がコミュニティの結束を強固にしていたのです。
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