ネグレイラ疑惑とペレス提訴の真相|マドリー対バルサの場外論争を徹底解剖
サポーターの間で最も議論を呼んでいるのが、「バルセロナに対する降格処分や過去タイトルの剥奪は本当にあり得るのか」という懸念です。
まず国内リーグの枠組みにおいて、ラ・リーガのハビエル・テバス会長が言及している通り、スペインの旧スポーツ法では重大な規律違反の出訴期限(時効)が3年と定められていました。バルセロナがネグレイラ氏への支払いを停止したのは2018年であるため、国内スポーツ法上の時効が成立しており、ラ・リーガ機構が即座に勝ち点剥奪や2部降格処分を科すことは法的に困難とされています。
しかし、リスクが完全に消え去ったわけではありません。留意すべきは次の2点です。
- 通常裁判所による刑事判決:スペイン司法当局による刑事裁判において、贈収賄や組織的腐敗の有罪判決が確定した場合、法人としてのクラブに巨額の罰金刑や事業活動制限が課される可能性があります。
- UEFA独自の規律コード:UEFA規約には独自の倫理基準が存在し、加盟クラブが欧州大会の品位を損なう不正に関与したと判断された場合、時効に関わらずUEFAチャンピオンズリーグからの追放処分を下す権限を保持しています。
現時点で即座の降格処分が下される可能性は低いものの、司法判断の長期化そのものがクラブのブランド価値やスポンサーシップ交渉に重い影を落としています。
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