カーロス廃人の元凶はジョーなのか?医学的視点とホセの秘密特訓から真相を徹底追跡
カーロスの悲劇を語る上で絶対に外せないのが、老練なマネージャーであるロバート・ガルシアの存在です。
「無冠の帝王」と呼ばれたカーロスは、あまりの強さと野性味あふれるファイトスタイルゆえに、世界中のプロモーターから対戦を避けられ続けていました。金に飢え、成功に焦るガルシアは、カーロスを世界各地のアンダーグラウンドに近いリングに上げ、過酷なスパーリング相手として売り歩く暴挙に出ます。
本来、トッププロボクサーにはダメージを抜くための十分なインターバル(試合間隔)とメディカルチェックが不可欠です。しかし、ガルシアは「カーロスは野獣だから頑丈だ」という都合のよい過信を盾に、彼を酷使し続けました。ジョーとの死闘直後、すでに眼球の焦点や反応に明らかな異常の兆候(予兆)が出ていたにもかかわらず、ホセへの挑戦というビッグマネーに目が眩み、リングへと送り出したのです。
後にガルシア自身もカーロスの変わり果てた姿に直面し、底知れぬ後悔と罪悪感に苛まれます。しかし、一度壊れてしまった脳の神経細胞は二度と戻りません。スポーツビジネスにおける搾取と無責任なマネジメントの象徴として、ガルシアの罪はあまりにも重いと言えます。
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