君に届け・くるみちゃんの名言と魅力|嫌われ役から神キャラへ変わる全貌
爽子とくるみの関係性は、単なる「恋の勝者と敗者」という構図には収まりません。爽子はくるみの策略に傷つきながらも、彼女が風早に向けていた感情の深さにいち早く気づき、決して見下したり軽蔑したりしませんでした。自分と同じように、あるいはそれ以上に風早を大切に想っている人間として、真正面から向き合ったのです。
周囲に本音を隠し、仮面を被って生きてきたくるみにとって、爽子の愚直なまでの真っ直ぐさは最も苦手であり、同時に「初めて自分を誤魔化さずにぶつかることができた相手」でした。やがて2人は、進路という将来の大きな壁に向き合う中で、自然と同じ教育学部を目指す仲間となっていきます。
自分に自信が持てず立ち止まりそうになる爽子の背中を、誰よりも鋭く、かつ力強い言葉で押し続けたのはくるみでした。表面的な仲良しごっこではない、互いの弱さもズルさもすべて知った上で認め合う「無二の親友」へと育っていった過程は、本作の人間ドラマにおける最大の白眉といえます。
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