君が好きだと叫びたい歌詞の意味とは?元ボーカル山田恭二が明かす誕生秘話を徹底解説
1990年代前半は、日本の音楽産業において「ビーイング系」と呼ばれるアーティスト群がチャートを席巻していた時代でした。B'z、ZARD、WANDS、大黒摩季、DEENらがミリオンセラーを連発する中、1993年2月にシングル『愛を叫びたい』でメジャーデビューを果たしたのが、山田恭二(ボーカル)、大田紳一郎(ギター)、小林正樹(ベース)、新井康徳(ドラム)の4人からなるBAADでした。
同年10月、井上雄彦氏による週刊少年ジャンプの超人気コミック『SLAM DUNK』が東映動画(現・東映アニメーション)制作でテレビアニメ化されます。その第1話から第61話まで、物語の導入を一貫して牽引したのが、同年12月1日にリリースされた『君が好きだと叫びたい』でした。ハードエッジなギターリフと爽快なビート、そしてキャッチーなメロディラインは、土曜夜7時のテレビの前に陣取った全国の少年少女を即座に熱狂させました。
当時のアニメソング界では、作品世界とJ-POPの洗練されたサウンドを高度に融合させるアプローチが確立されつつありました。その最前線に立っていたのが、作曲を手掛けた名匠・多々納好夫氏と、アレンジャーとして数々の大ヒット曲を構築した明石昌夫氏のコンビです。疾走感あふれるロックナンバーでありながら、歌謡曲的な情緒を残したメロディは、スポーツの躍動感と青春の甘酸っぱさを完璧な比率で具現化していました。
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君 が 好き だ と 叫び たい