甲州ぶどうが丸ごと一粒!山梨銘菓「月の雫」実食レポと口コミの全貌
この独創的な菓子が誕生したのは江戸時代末期から明治初期にかけての甲府市と伝えられています。当時、甲府城下の菓子職人が砂糖蜜を煮詰めていたところ、たまたま籠から転がり落ちた一粒のぶどうが鍋の蜜の中に落ちてしまいました。拾い上げて冷まし、口にしてみたところ、思いがけない美味であったことが誕生のきっかけとされています。
製法は極めてシンプルに見えますが、現在でも高度な職人技が要求されます。使用するぶどうは完全に熟した新鮮な房から、傷のない美しい粒を一粒ずつ丁寧に手作業で選別・脱粒します。洗って水分を完全に拭き取った後、竹串の先に刺し、温度管理されたすり蜜の中へ潜らせます。皮が破れて果汁が滲み出せば蜜が濁って結晶化しなくなるため、熟練のスピードと繊細な手つきが欠かせません。
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