集合体恐怖症はなぜゾワゾワする?芸能人の告白やSns炎上で話題の理由を徹底解剖
穴の空いたレンコンの断面、ひまわりの中心部、あるいはネット黎明期に拡散されたいわゆる「蓮コラ(蓮の果托を模したコラージュ画像)」など、密集した円形パターンに対する不快感は、学術的には2005年頃からネットコミュニティを中心に命名され、その後英国エセックス大学のジェフ・コール(Geoff Cole)博士らの研究によって国際的に広く知られるようになりました。
医学的な診断基準である『DSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル)』においては、現時点で独立した精神疾患としての「特定の恐怖症」には分類されていません。しかし、推定で全人口の約10〜16%がこの視覚刺激に対して何らかの不快感や身体的拒絶を示すと報告されており、極めて広範に見られる知覚現象です。
最大の特徴は、一般的な高所恐怖症や閉所恐怖症がパニックや「命の危険に対する恐怖」を引き起こすのに対し、集合体刺激に対する反応は「強い嫌悪感」「皮膚のかゆみ」「悪心(吐き気)」といった生理的な拒絶反応が前面に出る点にあります。視覚野で特定の空間周波数パターンを処理する際、脳が過剰なエネルギーを消費し、自律神経系がパニックを起こすことが引き金となっています。
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