吾妻庵の現在はどうなった?絶景の流しそうめん名所の現場と損害賠償のリアル
福島市保健所による徹底的な疫学調査の結果、有症者の便からカンピロバクター・ジェジュニが検出されました。さらに決定打となったのは、調理や食器洗浄、そして客が直接麺をすくう水路に引き込まれていた「湧き水(沢水)」からも同菌が検出された点です。
吾妻庵では長年にわたり、山中から引いた天然の湧き水をそのまま利用していました。塩素消毒設備は設置されておらず、水質検査の頻度も十分とは言えない状態でした。野生動物の糞便などが大雨によって水源に混入し、未殺菌のまま配管を通じて店舗全体に供給されたことが原因と断定されました。保健所は2023年8月下旬、同店に対して営業停止処分を下しました。
最終的な発症者数は800人以上に達し、福島県内で発生した食中毒事例としては過去数十年で最悪規模の事態となりました。
Tags:
流し そうめん 吾妻 庵