ヒメスズメバチは放置しても大丈夫?営巣期間と自然消滅の真相を徹底検証
ヒメスズメバチ(姫雀蜂)は、名前の「ヒメ(小さい)」という響きに反して、体長は女王バチで約25〜37mm、働きバチでも約24〜30mmに達し、日本国内ではオオスズメバチに次ぐ第2位の巨体を誇ります。外見上の最大の見分け方はお尻(腹部末端)の配色です。キイロスズメバチやコガタスズメバチは腹部末端が黄色であるのに対し、ヒメスズメバチは末端の節が黒色をしているため、目視できれば容易に識別可能です。
また、ヒメスズメバチが形成する巣には、他のスズメバチとは全く異なる独自の構造的特徴が存在します。
| 項目 | ヒメスズメバチ | キイロスズメバチ・コガタスズメバチ |
|---|---|---|
| 巣の形状 | 底が抜けた釣鐘型・お椀を伏せたような形状(下部から巣穴が見える) | 球体またはフットボール型(外皮に完全に覆われ出入口は1〜数カ所) |
| 営巣場所 | 屋根裏、床下、戸袋、換気扇内部などの暗い閉鎖空間 | 軒下、庭木、外壁などの開放空間から屋根裏まで幅広い |
| 群れの規模 | 最盛期でも数十匹〜100匹未満(小規模) | 数百匹〜1,000匹以上(大規模に拡大) |
| 活動終息期 | 9月上旬〜中旬頃(極めて早い) | 10月下旬〜11月下旬(晩秋まで継続) |
ヒメスズメバチの巣は、外皮が完全に巣を覆うことがなく、底面がくり抜かれたような形状をしているため、下から見上げると六角形の巣房がむき出しになっています。これは群れの規模が小さく、保温のための密閉外皮を必要としない生態に起因しています。
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