干しわらびの煮物が旨すぎる!佐賀や長野の伝統郷土料理と戻し方を徹底検証
生わらび、あるいは戻した干しわらびの相棒として、日本の食卓で絶大な人気を誇るのが「たけのこ」です。山菜料理の世界では、同じ時期に芽吹く食材同士を組み合わせることを「出会い物」と呼び重宝しますが、吉備路の郷土料理(KSB瀬戸内海放送の料理紹介など)をはじめ、西日本から東日本まで広く親しまれているのがこの組み合わせです。
たけのこの小気味よい歯切れの良さと、わらびの柔らかな粘り気・弾力は、食感のコントラストとしても秀逸です。家庭で料亭のような味を再現するための黄金配合は次の通りです。
【出汁と調味料の黄金比率(4人分)】
・一番出汁(かつお・昆布):400ml
・薄口醤油:大さじ2
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ1
・きび砂糖(または上白糖):大さじ1
・油揚げ(短冊切り):1枚
【調理の段取り】
鍋に出汁と調味料、下茹でしたたけのこ、油揚げを入れて火にかけ、煮立ったら落とし蓋をして弱中火で約10分煮含めます。たけのこに味が染みた段階で、主役であるわらびを投入するのが決定的なポイントです。わらびは火が通りやすいため、最初から煮込んでしまうと色がくすみ、食感も損なわれます。わらびを入れてからは弱火で5〜6分ほど煮て火を止め、一度粗熱を取ることで、味がぐっと素材の奥まで浸透します。
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