ヒートテックを切るのはNg?肩出し服に合わせる自己流改造の危険性を徹底解剖
ヒートテックをはじめとする機能性防寒インナーは、レーヨン、ポリエステル、アクリル、ポリウレタンという異なる特性を持つ4種の繊維を特殊編機で交編させています。肌から蒸発する汗などの水蒸気をレーヨンが吸着し、運動エネルギーを熱エネルギーへ変換します。その熱をアクリルの微細な空気層が閉じ込め、ポリエステルが余分な湿気を素早く外へ逃がす仕組みです。
この熱循環を機能させる大前提が「肌への均一な密着」です。襟ぐりのバインダー縫製(縁取りの補強ステッチ)を切り落とすと、生地全体を身体にフィットさせていた張力が消失します。胸元や肩周りに大きな弛みが生じ、冷たい外気が衣服内へ絶え間なく流入します。結果として発熱した暖気はすべて外部へ逃げ去り、防寒インナーとしての役割をまったく果たせなくなります。
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