胸が鳴るのは君のせいの原作と映画の違いは?結末ネタバレとカットされた設定を徹底検証
本作を語る上で欠かせないのが、美 少年による主題歌「虹の中で」です。浮所飛貴自身が所属するグループが担当したこの楽曲は、作品のために書き下ろされたものであり、歌詞の随所につかさと有馬の距離感を連想させるフレーズが散りばめられています。映画のエンドロールでこの曲が流れた瞬間、劇中の切なさがすべて多幸感へと昇華されます。
主演の浮所飛貴は、持ち前の人懐っこい素顔を抑え、ぶっきらぼうながら内面に深い優しさを秘めた有馬を好演しました。そして何より、白石聖の「目の演技」が映画を力強く牽引しました。失恋のショックに濡れる瞳や、有馬の一言に一喜一憂する表情のグラデーションは、観る者の胸を激しく揺さぶります。二人の間に生まれた自然な空気感こそが、原作の持つ最大の魅力である「胸の鳴る音」を銀幕に再現できた最大の理由です。
Tags:
胸 が 鳴る の は 君 の せい