ロフト跡地から大宮のカルチャー拠点へ!大宮ラクーンとブックオフの変遷を完全追跡
大宮駅東口のすずらん通り入口付近は、長年にわたり若者文化の発信地として機能してきました。1988年に開業した「西武大宮ロフト(後の大宮ロフト)」は、当時の最先端雑貨やカルチャーを埼玉に持ち込んだ象徴的な存在でしたが、建物の老朽化や周辺商業環境の変化に伴い2013年4月に惜しまれつつ閉館します。その跡地を引き継ぎ、浜友観光グループによって2014年6月27日に開業したのが「大宮ラクーン」でした。
開業当初は「よしもと劇場」やパチンコホール、飲食店などが注目を集める一方、旧ロフト時代のような「若者が長時間滞在して回遊する物販の核」をどう作るかが課題とされていました。そこに中核テナントとして投入されたのが、BOOKOFF PLUS 大宮ラクーン店です。オープンからの歩みを振り返ると、当初は書籍やCD・DVDと古着を組み合わせた標準的な複合店舗でしたが、2010年代後半から2020年代にかけての大宮駅周辺のオタクカルチャー需要の爆発的増加に合わせ、売り場構成を大胆にシフトさせてきました。
特に近年顕著なのが、アニメコラボによるファン誘致と、訪日外国人客をターゲットにした免税サービスの拡大です。鉄道の結節点である大宮は、東北・北陸・上越の各新幹線が乗り入れるため、地方からの遠征組やインバウンド客が必ず立ち寄るハブ機能を持っています。同店はそこに目を付け、人気アニメタイトルの限定グッズコーナーやフィギュア・一番くじの棚を大幅に拡張。7階のハイブランド・ストリート古着フロアとともに、海外のアニメファンやヴィンテージ愛好家がスーツケースを引いて訪れる「大宮東口の新たな観光・消費スポット」としての地位を確立しています。
Tags:
bookoff plus 大宮 ラクーン 店