力任せは絶対Ng!固いハンドルカバーの外し方と車を傷つけない裏技
「熱を加えても指が入る隙間すら見当たらない」という極限状態において、マイナスドライバーなどの金属製工具を差し込むのは絶対に避けてください。金属のエッジがステアリング基材に触れた瞬間、修復不可能なえぐれ傷が残ります。ここで投入すべきは、自動車整備の現場で日常的に使用される内張りはがし(プラスチック製リムーバー)と、一般的な梱包用ビニール紐です。
まず、内装傷防止のためにステアリング本体とカバーの境界に養生テープを軽く貼ります。その隙間に薄型のプラスチック製内張りはがしを滑り込ませ、テコの原理を利用してカバーの縁をわずか数ミリ持ち上げます。このわずかな隙間に、あらかじめ30〜40cmほどの長さに切って輪を作ったビニール紐を潜り込ませます。
ビニール紐をカバーの内周側へしっかりと通したら、両手で紐の端を束ねて握り、ステアリングの回転軸に対して手前斜め上方向へと一気に引き抜きます。紐がカバーの内周を均等な線圧力で押し広げるため、摩擦抵抗が局所的に打ち消され、驚くほど軽い力でカバーの縁がめくれ上がります。一箇所が外れさえすれば、全体の張力が一気に解放されるため、残りの部分は手で簡単に取り外すことが可能です。
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