東京オペラシティ アートギャラリー攻略!アクセスと料金完全解説
当ギャラリーが国内外のアートファンから高く評価される理由は、建築家・柳澤孝彦氏が手掛けた光に満ちた独自の展示空間にあります。3階から4階へと連続する展示室は、天井高の異なるドラマティックな空間構成になっており、大型インスタレーションや彫刻作品が驚くほど伸びやかに展示されます。
メインの大型企画展を見終えたあとに絶対に素通りしてはならないのが、4階奥に位置する常設的展示ゾーンです。ここでは、複合文化施設としての東京オペラシティ誕生の基礎となった寺田小太郎コレクションが順次公開されています。実業家・寺田小太郎氏が長年にわたり独自の審美眼で集めた戦後日本の具象・抽象絵画(難波田龍起、難波田史男、相笠昌義らの作品群)は、日本の近代美術史の深淵に触れられる珠玉のコレクションです。
さらに注目すべきは、隣接する展示室で開催される「project N」です。これは公益財団法人東京オペラシティ文化財団が主催する、将来を嘱望される若手日本の具象・平面系作家を個展形式で紹介する連続企画です。これまでにも数多くの俊英がここから世界へと羽ばたいており、美術愛好家の間では「次に評価される才能を誰よりも早く発見できる現場」として定着しています。気鋭の作家が放つ瑞々しい表現力と実験的な試みは、企画展に劣らない濃密な鑑賞体験をもたらしてくれます。
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