初夏から秋に見頃を迎える紙風船みたいな花|季節の移り変わりと名所を徹底追跡
初夏から晩秋にかけて、紙風船状の植物たちは次々と主役を交代しながら見頃を迎えます。旅先やお出かけ先で幻想的な風景に出会える代表的なスポットをまとめました。
1. 京都の「桔梗寺」で楽しむ紫の紙風船(6月中旬〜7月下旬、9月)
関西随一の名所として知られるのが、京都市東山区の東福寺塔頭 天得院や、中京区の廬山寺です。天得院は「桔梗の寺」として名高く、初夏の特別拝観期間には枯山水庭園の苔の海に無数の青紫や白のキキョウが咲き乱れます。咲いた花の凛とした美しさも格別ですが、鑑賞通が楽しむのは「開花直前のぷっくりとしたつぼみ」です。丸く膨らんだつぼみと涼やかな五角形の花が織りなすコントラストは、初夏の古都ならではの静寂を演出してくれます。
2. 夏の江戸風情を味わう「浅草寺ほおずき市」(7月9日・10日)
夏の風物詩として外せないのが、東京都台東区の浅草寺境内で毎年7月9日・10日の「四万六千日」の縁日に合わせて開催されるほおずき市です。境内には約100軒もの露店が立ち並び、朱色に色づき始めた青々としたホオズキの鉢植えや風鈴が所狭しと並びます。袋状のガクが夏の熱気の中で揺れる姿は、日本の伝統的な夏の情景そのものです。
3. 都市の植物園で観察する多彩な袋状植物(東山動植物園など)
野生種から園芸品種まで網羅的に楽しむなら、都市型植物園が最適です。愛知県名古屋市の東山動植物園の植物園エリアでは、万葉の時代から愛される秋の七草コーナーでキキョウが丁寧に保全展示されており、武蔵野の風情を残す武蔵野植物園や各地の薬草園でも、フウセンカズラの立体的な緑のカーテンやホオズキの結実プロセスを間近で観察できます。
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紙風船みたいな花