手足口病の初期症状を写真で確認!ヘルパンギーナとの違いと発疹の特徴を徹底比較
夏場に子どもが発疹を出した際、小児科の外来で最も鑑別に迷いやすいのがヘルパンギーナ、水ぼうそう、そして溶連菌感染症です。治療方針や登園の判断を誤らないためにも、それぞれの臨床的差異を正確に把握しておく必要があります。
| 疾患名 | 主な発熱傾向 | 発疹の出現部位と特徴 | 主な鑑別ポイント |
|---|---|---|---|
| 手足口病 | 微熱〜38度台(解熱は早い) | 手のひら、足の裏、口内、お尻。米粒大の硬い水疱。 | 手足に発疹があるかどうかが最重要指標。 |
| ヘルパンギーナ | 39〜40度の急激な高熱 | 喉の奥(軟口蓋・口蓋弓)のみ。手足には発疹が出ない。 | 突然の高熱と、喉奥の激しい水疱・潰瘍に限定される。 |
| 水ぼうそう(水痘) | 37〜38度前後の発熱 | 体幹、顔、頭皮を含む全身。強いかゆみと急速な痂皮化。 | 頭皮や胸腹部に水疱が多発し、かゆみが非常に強い。 |
| 溶連菌感染症 | 38度以上の高熱と強い咽頭痛 | 全身の細かい紅斑(ざらざら感)、イチゴ舌。水疱ではない。 | 細菌感染症のため抗生剤が必須。迅速検査で判明。 |
特にヘルパンギーナとの違いについては、どちらも同じエンテロウイルス属が原因となるため症状の重複がありますが、「手足にブツブツが出ているか」が決定的な分かれ道です。手足に一切発疹がなく、40度前後の高熱と喉奥の水疱だけが存在する場合はヘルパンギーナの可能性が極めて高くなります。
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