ベトナム人の血液型割合データを徹底検証!O型最多の理由と献血現場の全貌

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職場のベトナム人スタッフと雑談をする際、「あなたは何型?」と聞いて「分かりません」と答えられ、驚いた経験を持つ日本人は少なくありません。ネット上では「ベトナムでも血液型占いが流行っている」といった誤解も見られますが、実際の生活文化は日本とは大きく異なります。

血液型性格診断よりも「干支(十二支)」と「生年月日」が重視される

結論から言うと、ベトナムには日本のような「A型は几帳面、O型はおおらか、B型はマイペース」といった血液型による性格診断(ブラッドタイプ・ハラスメントを含む)の文化はほとんど存在しません。日本の漫画やアニメ、J-POPカルチャーが好きな都市部の若者が知識として知っている程度です。

ベトナム社会で性格や相性、運勢を占う際に圧倒的に重視されるのは、旧暦に基づく「十二支(干支・ベトナムでは卯が猫になる)」や四柱推命、そして西洋占星術(星座)です。結婚相手の相性やビジネスパートナーを選ぶ際にも「何年生まれか(どの干支か)」が真っ先に確認され、血液型が話題に上ることはまずありません。

健康診断で調べない限り「自分の血液型を知らない」人が多数派

日本では出生時や幼少期の検査、あるいは献血などを通じてほぼ全員が自分の血液型を把握していますが、ベトナムでは医療上の必要(手術、輸血、妊娠・出産、または献血)がない限り、血液型検査を行わないケースが一般的です。そのため、20代〜30代の若者であっても「献血に行って初めて自分がO型だと知った」という人が珍しくありません。

ただし、これには医療上の重大なリスクも潜んでいます。前述の統計表で示した通り、ベトナム人のRhマイナス(Rh-)の割合はわずか0.04%〜0.07%(1万人に4〜7人)と、日本の約10分の1しか存在しない「超希少血液」です。現地ではRhマイナスの血液製剤が常時不足しているため、Rhマイナス判明者は専用の互助組織「希少血液クラブ(Câu lạc bộ máu hiếm)」に登録し、緊急時にはメンバー同士で病院へ駆けつけて直接献血を行う体制が取られています。

Maya Lin-Takahashi

Maya Lin-Takahashi

Consumer Tech & Gadget Reviewer

Maya is a hardware enthusiast who tests and reviews smart home devices, smartphones, wearables, and audio gear. She focuses on practical consumer value and build quality.

Tags: ベトナム 血液型