ベンツ新型Evはボンネットが開かない?Eqsの衝撃設計と開け方の真相を徹底解剖
メルセデス・ベンツの一般的なエンジン搭載車(ガソリン車・クリーンディーゼル車・一部ハイブリッド車)では、長年にわたり信頼性の高い2段階ロック機構が採用されています。作業時の怪我や車体破損を防ぐため、まずは基本となる一連の操作手順を正確に把握しておく必要があります。
第一段階として、必ず平坦な安全な場所に停車し、エンジンを停止してパーキングブレーキをかけた状態で行います。運転席の足元(右ハンドル車の場合は右側キックパネル付近、アクセルペダルの右奥)にある「赤いオープナーレバー」を手前にしっかりと引きます。「バチン」という明確な解除音とともに、ボンネット前部が数センチほど浮き上がります。
第二段階は車外での操作です。浮き上がったボンネットの隙間、中央のスリーポインテッド・スター付近(またはグリルのわずかに左寄り)に指を入れると、プラスチック製または金属製のセーフティキャッチ(解除レバー)があります。これを指先で押し上げる、あるいは横へスライドさせることで本ロックが解除され、ダンパーのアシストを受けながら片手でもスムーズに持ち上げることができます。
また、メルセデス・ベンツの伝統的な設計美点として知られるのが「作業用直立機能(サービスポジション)」です。ボンネットヒンジ部分の小さな解除ボタンやストッパーを押し込みながら持ち上げると、通常角度を超えてほぼ直角(約90度)まで垂直に開いた状態で固定できます。日常点検では不要ですが、本格的なメンテナンス時にプロ整備士が作業空間を確保するための合理的な仕組みです。
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