Apple Idが海外から狙われる原因は?パスワード使い回しの罠を徹底解剖
手元のiPhoneやiPadに「Apple IDサインインが要求されました」という通知と共に見知らぬ位置情報が表示された際、多くの人が「詐欺メッセージではないか」と疑います。しかし、iOSのシステムダイアログとして出力されるこの通知は、フィッシング詐欺のWebページとは根本的に性質が異なります。
Appleが導入している「2ファクタ認証」は、IDとパスワードが正確に入力された段階で初めて、登録済みの「信頼できるデバイス」へ6桁の「確認コード」と承認画面をプッシュ配信する仕組みです。つまり、海外のIPアドレスからこの通知が送られてきた時点で、攻撃者はすでに正しいパスワードを把握し、ログインの最終段階にまで到達しています。画面に表示される「許可しない」をタップすれば、その瞬間の不正アクセスは防げますが、認証情報自体が割れている根本的な問題は解決していません。
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