AndroidでPipができない原因は?画面付きで分かる設定変更と解決策を徹底解説
Androidにおけるマルチタスク機能の代表格であるピクチャーインピクチャーですが、実は「1つのスイッチを入れれば終わり」という単純な仕組みではありません。セキュリティとプライバシー保護の観点から、Android OS全体のシステム権限である「特別なアプリアクセス」と、YouTubeやChromeなどの「個別アプリ内の環境設定」という2段階のロックが設けられています。
まずは基本となるOS側の設定手順から確認していきましょう。Android 8.0(Oreo)以降の端末であれば標準搭載されていますが、OSのバージョンアップに伴ってメニューの階層が微妙に変化しているため、以下のルートを辿ってください。
【ステップ1:Android端末側の「特別なアプリアクセス」を許可する】
- 端末の「設定(歯車アイコン)」を開きます。
- 「アプリ」または「アプリと通知」をタップします。
- 画面下部にある「特別なアプリアクセス」(機種によっては「詳細設定」の奥にあります)を選択します。
- 一覧から「ピクチャー イン ピクチャー」をタップします。
- ここで小窓表示を利用したいアプリ(YouTube、Chromeブラウザ、Googleマップ、Netflixなど)を選び、「ピクチャー イン ピクチャーを許可」のトグルスイッチをオン(有効)にします。
【ステップ2:個別アプリ内のPiPトグルスイッチをオンにする】
OS側で許可を出したら、次はアプリ側の設定です。代表例としてYouTubeアプリとGoogleマップPiPの確認手順を挙げます。
・YouTubeの場合:アプリ右下のマイページ(プロフィールアイコン)>右上の歯車アイコン(設定)>「全般」または「再生」へと進み、「ピクチャー イン ピクチャー」の項目をオンに切り替えます。
・Googleマップの場合:プロフィールアイコン>「設定」>「ナビ設定」へと進み、「ピクチャー イン ピクチャーを許可」がオンになっているか確認します。
また、関連する権限として「特別なアプリアクセス」内にある「画面の上に重ねて描画(他のアプリの上に重ねて表示)」がオフになっていると、一部の動画再生アプリやサードパーティ製ブラウザで小窓が弾かれるケースがあります。PiPの許可とあわせて、この描画権限も有効になっているかチェックしておくと万全です。