サボテン根腐れのサインとは?ブヨブヨ変色と手遅れ危険度を徹底解剖
植物の根は、水分を吸収するだけでなく、土中の間隙から酸素を取り込んで呼吸しています。根腐れの正体は、水そのものによる攻撃ではなく、水分過多によって引き起こされる「酸欠」と、それに続く嫌気性菌(フザリウムやピシウム菌など)の爆発的な増殖です。
最大のリスク要因は、季節感を無視した水やり頻度にあります。春や秋の成長期であれば、サボテンは旺盛に水を吸い上げますが、気温が下がる休眠期(冬)や、高温多湿で活動が鈍る真夏に普段通りの水やりを続けると、土中の水分は消費されずに滞留します。鉢内が常に湿った状態が3日以上続くと、根毛は呼吸不全に陥り、細胞が壊死を始めます。
さらに問題を悪化させるのが、用土の水はけの悪さです。一般的な草花用培養土のように保水性が高すぎる土や、微塵(みじん)が多く目詰まりした用土を使用すると、鉢底のスリットから空気の循環が失われます。サボテンにとって理想的な用土は、水を注いだ瞬間に底穴から勢いよく抜け落ちるような、赤玉土や鹿沼土、軽石をベースとした顆粒状の配合でなければなりません。
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